マシンピラティス週4で1年半|30代が変わったこと

ピラティスを始めた当初の目的は体重を減らすことでした。

30代になったら「あれ?体重戻らない」と30代あるあるにぶつかりました。
20代の頃に成功したダイエットとしてランニングがあったものの、継続には強い意志が必要。
リンパ、整体、痩身エステ、レコーディングダイエット、ヨガ・・・
いろいろやって分かったのは、効果を継続して出すには自分で「整えて」「筋肉つける」が必要かも!ってこと。
そう思ってピラティスを始めたのが1年半前。

結果ですが、体重はほとんど変わっていません。

それでも続けている理由は、別の変化を実感したからです。
それは見た目、歩き方、体力、メンタル、生活リズム。
体重はだめだったけど、確実に心身がととのい、自信がつきました。

この記事では、体重が変わらなくても続けたいと思えた理由と
1年半で感じた変化をまとめます。

体重は変わらなかったけど、こんなに変わった!

見た目の変化
鏡の前で体を横から見たときの印象が変わった

一番大きく実感して見た目への変化のきっかけになったのは、反り腰です。

そもそも反り腰だという自覚はなかったんです。
だって太ももの前側がパァーンって張ってるし、猫背だから・・・って。

実は自分の身体のことなのに全然理解できていなくて、ピラティスをはじめてから自分の身体への発見がたくさんありました。鏡で見ていても、どんな視点で見てるかで見えるものも変化してしまうようです。

ピラティスレッスンでは「骨盤を立てる」「肋骨を閉じる」とよく言われるのですがこれが反り腰改善によく役立ったと思います。
私の場合、反り腰が改善することで前腿の張りや足の付根の痛みが改善され、負担をかけず楽に歩けるようになったことで疲れにくくなりましたし、大きな歩幅で以前より美しく歩けるようになりました。

体調・メンタルの変化

こちらもいろいろあるのですが、1番嬉しかったのは足首や足先の冷え性がすごく改善されたことです。


昔から冷え性でしたので、リンパマッサージや整体でよくほぐしてもらっていました。決まって言われるのは「足首がかたいですね〜」でした。効果はあるのですが一時的で、すぐ元の硬さに戻ってしまいました。

ところがピラティスでは効果が持続したんです。私の通うマシンピラティスでは、仰向けにありながらつま先をアップダウンする、ストレッチと筋トレが同時にできるワークがあります。

これが凄かったです。いつも冷たい足首が数分でぽっかぽかに!このワークを終えたあとは自分の足の軽さに舞い上がってしまいました。筋肉を鍛えるから効果の継続もあるようで、つまめないくらい硬かった足首が繰り返すうちにつまめるようになった時は感動しました。当初の1番のお気に入りのワークでした。

また、寝て起きても足の疲れが取れないことがよくあったのですが、今ではほとんど無くなりました。

メンタル面ですが、これまた大きく影響しました。

総じて機嫌が良くなりました。

どういうことかと言うと、仕事に行く前にピラティスに行くことが多いのですが「今日、私ピラティス行ったし!」と汗をかいてストレッチして辛い筋トレをこなした自分にはもう出社前から達成感に溢れていました。

心の中の仕事の占める割合が減ってピラティスが占めていました。だから仕事で嫌なことや失敗があっても、以前より落ち込まないし気にしなくなりました。気持ちが下振れしない分、仕事を安定してこなすことができ生産性も上がっちゃいました。

良いことしかない!

体重が減らなくても続けたい理由

体重に変化はなくとも、心と身体がこんなにも反応してるので辞める選択肢はなかったです。

美しい姿勢、疲れにくい身体…継続するからこそこの先も手に入れられます。

週4で通っていても、毎回気づきがあります。自分の体調や身体の変化や疲れにも気づくことができます。

続けていれば、足腰が弱くなって腰痛に苦しんだりすることもないのかな、と未来の自分への健康投資だとも考えています。

気がつけば、自分の毎日がととのうための生活の一部になっていました。

効果が出るまでのリアルなタイムライン

ピラティスはよく「10回程度で体の変化を実感し始め、20回程度で見た目の変化、30回程度で身体全体の変化を感じられる」と聞きます。

私の場合は1回目から効果を感じました。レッスンを終えたあとの身体は心地よく、心は軽いです。

1レッスンする毎に前回より成長しているのが実感できます。

ピラティス中に意識しなければいけないポイントはたくさんあるので、ひとつの自分の苦手ができるようになったらまた次の苦手に自然に意識が向きます。

ピラティスで学べる様々なことは、日常生活に繋がることがほとんどですのでその日から効果を実感できます。

週4で1年半も続けられた理由

ルーティーンに組み込み

私の場合は朝のルーティーンに組み込めたことは大きかったです。休みの日にレッスン予約して行くのではなく、自分に選択肢を与えずなるべく固定の曜日と時間で通っています。迷ったり考えたりすることを辞めさせるのがポイントです。

また、レッスンは1時間前ならペナルティなしでキャンセルができます。自分にキャンセルの選択肢を与えないように、起床のアラームは1時間前のキャンセルできない時間にセットしています。

通いやすいか

自宅や職場から通いやすいか、通うのを面倒に感じない場所にあるかもポイントです。

私の通うスタジオは自宅から10分以内。いつも利用するスーパーの近くにあります。

レッスンの時間は仕事前に通える時間帯で、休みの日にしか通えないというのがないので、他の予定に影響することはほとんどありません。

レッスンをして、スーパーに寄って帰宅して夜ご飯の準備を軽くして出社したりすることも。一石二鳥の気分です。

軽装で通えるか

ピラティスレッスンでの服装は動きやすい凹凸のない上下に滑り止めのついたソックスが基本になってくると思います。

ほとんどの方はスタジオで着替えてレッスンを受けています。

ですが私は着替えるのは面倒だし、正直靴を脱ぎ履きするのも煩わしく感じていました。

私のスタジオはロッカールームも混雑していました。

そんなことから今ではレッスン着にお尻まで隠れるアウターを羽織り、足元は滑り止めソックスを履いて靴はスリッポンタイプで通っています。とっても楽ちんです。鞄も持たずに水とスマホを片手に、コンビニに通うくらいの軽い足取りです。

これは面倒くさがりの私のための通うハードルを下げるのに大きな効果でした。

これから始める人へのメッセージ

ピラティスは短期間で大きな結果が出る運動というより、身体を整えて健康的な生活を長く続けていくための糧だと思っています。

調べると、ピラティスは第一次世界大戦中に兵士のリハビリのとして開発されたそうです。

すごく納得しました。ピラティスを始める前までは華やかな若い女性芸能人がやっているダイエットのイメージでした・・・少しずつ体が動きやすくなり、生活が楽になるのを実感できるので、今では両親やパートナーにも勧めたいです。

もしかしたら数字だけを目的にすると、思ったより変化が見えなくてやめたくなるかもしれません。
体の感覚を整えることを目的にしてみると、続けやすいと思います。

最初の一歩は軽い気持ちで大丈夫です。
10代〜50代の様々な方がレッスンを受けています。

今までは20代で「若い」と言われることが多かった分、30代になって年齢に対してどう立ち振る舞えばいいのか分からなくなることもありました。

スタジオには背筋の美しい、穏やかな40代くらいの会員の方がいるのですが、年上の健康的で美しい方々を見て、歳をとることの楽しみを見出だせました。

この記事が誰かの背中を押せたら嬉しいです。

かしこ。

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